怒涛の1ヶ月半が終わりました。

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6月の第1週にWWDC出張へと出かけ、向こうで刺激的な時間を過ごし、帰ってきてから4つほどのLTを乗り切り、2年ぶりのトライアスロンを完走しました。

本当、ようやくブログにポエムでも書くかって気持ちになりました。

振り返り

この1ヶ月半は本当に濃密で、時には精神的に参ってしまいそうになりながらもとても楽しく過ごすことができました

WWDCのためにサンフランシスコに到着した日に、予約していたホテルに行ったらオーバブッキングで泊まれないという不運にあいながらも、いろいろな人に助けていただきながら充実した日々を過ごすことができました。

WWDCは本当に楽しかったです。2013年に行った際もそうだったのですが、前から話をしてみたいと思っていたtwitterでフォローしている有名な方や技術本の著者の方々にお会いすることができました。

もちろんほかにも色々と感じたことや出来事はあったのですが、WWDCに来ている人たちはみんな本気の人たちなので、そういう人たちに会えるだけでもお金を払う価値はあるのかなと思います。

特に僕なんかはWWDCに行って10ヶ月後くらいに我慢できなくなってアプリ開発の仕事に転職したぐらいなので、少なくとも人生に影響を与えるような旅というかカンファレンスになることは保証します(人によるのだと思いますけど)。

WWDCはどちらかというと帰ってきてからの方が長くて、色々と検証をしながらLTのための調査に追われていた印象があります。いや、ていうか追われていたんですけど。

本当に忙しくて、睡眠時間削って技術の調査や資料作成に追われていたんですけど、自分のインプットとアウトプットの遅さを感じながらも「これは数をこなせば改善されるはずだ」という根拠のない自信も最近芽生えてきました。

アウトプットについて

これはWWDCの社内報告会でも話したのですが、とにかくアウトプットすることの重要性を痛切に感じた1ヶ月半でもありました。

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WWDCの期間中に知り合いの方々とサンフランシスコ・ジャイアンツ戦を観に行って、その帰りに飲みに行ったのですが、その人たちから受けた刺激が僕の中ではすごく大きかったので紹介します。

「お前はバカか?」

「お前はバカか?」

これは一緒にジャイアンツ戦を観に行った方が、アメリカに留学中に教授に言われた言葉です。

その方は学生時代にアメリカに留学していたらしいのですが、英語が喋れず、ほかの学生たちともコミュニケーションがあまり取れなかったらしいのです。

パーティーに行っても誰も話しかけてくれず、ボッチ状態がずっと続いていたらしいです。

あるとき授業を受けていたとき、教授に言われたのが先ほどの言葉です。

「お前はなんで質問しないんだ?質問しないなら俺はお前をバカとみなすぞ?いいのか?」

アメリカは自分から積極的に話しかけていかないと、いないことと同じになってしまうそうです。日本のように周りの人が気を使って話しかけてくれるようなことはないらしいです。

正直、この方にこんな経験があるなんて僕はこれっぽっちも感じていませんでした。

野球を観ているときも、近くの席の人に話しかけてコミュニケーションをとっていました。その方と一緒に観光をしていた方も「この人誰彼構わず話しかけるんですよ」なんて言っていて、過去にそんなことがあったなんてこれっぽっちも思いませんでした。

アメリカ留学中は半年くらい眠れなかったそうです。そりゃそうですよね。誰も話しかけてくれないんですから。

きっと体験したからこそ、今のその人があるのだとは思いますが、この話を聞けただけでもすごく良い経験になったと思います。

「生存戦略はなんですか?」

これは一緒に野球観戦をした方に、宿泊先へ帰るときに質問されたことです

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かなりぐさっときました。

ここ最近は会社で開発を行っていて、その目の前のことをしっかりとやっていくことが自分にとっての大事なことでした。

会社では四半期ごとに目標に関する面談があり、そのときに話した社員の考えやなりたい姿を意識して、なるべく本人の意向に沿う形の仕事が割り当てられるようになっています。

僕はすごく良い会社だと思っています。仕事だからといって頭ごなしに仕事を押し付けられるようなことは感じたことがありません。

会社の目指す方向と、個々人が描いているキャリアをうまくマッチングさせてくれようと努力していることはすごく感じます。

そんな恵まれた環境にいたからこそ、「生存戦略はなんですか?」という言葉はぐさっときました。

最近は目の前にある、自分の描くキャリアパスに乗った仕事をこなしていけば少なくとも給料はもらえるし、ボーナスももらえる、くらいの気持ちで仕事をしてしまっていたことに気がつきました。

ずいぶんと志が低くなっていることに気がついてしまったのです。

今の会社に入る前は不満の塊のような男で、会社以外で作るキャリアを築いていくことが生存戦略につながると思っていたのですが、最近はめっきりそんなことを考えなくなってしまっていました。

もちろんアウトプットはそこそこはやっているつもりでしたし、そういう部分も大事だということは意識していたつもりですが、それも会社としての目標に組み込まれた形でやっていたので、目標に組み込まれていない現在ではないがしろになってしまっていました。

自分に圧倒的に危機感が足りないということに気がつきました。

400枚のスライド作成

WWDCから帰ってきた後は、「お前はバカか?」と「生存戦略はなんですか?」という言葉が耳から離れませんでした。

忙しくはあったのですが、のほほんと過ごしていたので僕にはダメージがかなり大きかったです。

WWDCで仲良くさせていただいた方たちが、これでもかというくらい様々な勉強会でLTを行っていたので、僕も負けじと申し込みまくりました。

というか、それくらいしないと技術的に負けているのに、さらに引き離されてしまうという焦りもありました。

結果的に4つの勉強会でLTを行い、それに加え社内で報告会も行いました。スライドの数は400枚を超えました。

スライドに表示する内容は比較的に短くまとめられるため、スライド作成に伴う調査を含めるとかなりの分量になることがわかるかと思います。

決して枚数で勝負しているわけではないですが、量としてはそれなりになったのでちょっとだけ力がついたかなと思います。

まとめ

なんだかんだ今回のWWDCもすごい刺激を与えてくれました。

知り合いの方が言っていましたが「若いうちに行った方が良い」と思います。お金で買えるものと買えないものがありますが、WWDCは抽選で当たりさえすればかなりの体験を買うことができます。

ある程度行動的になることは必要ですが、行ってみると良いのではないかと思います。

結局どう感じるかは個人に委ねられてしまうのですが、若いうちに、感受性が豊かなうちに行っておくと良い影響を与えると思います。

あとAppleはテクノロジーの会社じゃないということをエンジニアがしっかりと理解することも大事だな感じました。

WWDCでは、Bashという有名なバンドが来て演奏をしてくれるライブイベントがあるのですが、その時にAppleが伝えたいこととか、この企業がここまで大きくなったことの意味を感じました。

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行かないとわからないことがたくさんありますが、今言ったことは特に行かないと分からないことです。

明日からまたフル稼働したいです。

では。