どうもです。最近は紙の本をほとんど読まなくなっている@mo_to_44です。
最近読んだ本で、とてもオススメしたい良い本があったので紹介したいと思います。

その本がこちら。

僕は学生時代は一夜漬けで全てを突破してきたのですが、この本を読んで学ぶ姿勢が変わりました。
単に時間管理の方法や小手先のノウハウについて書いてあるのではなく、脳の性質を利用した効率の良い勉強法について、脳神経外科専門医である著者の視点から書かれています。

 

“たくさん勉強する人ほど、休む時間も大切です”

個人的な印象なのですが、勉強ができる(と僕が思う)人は遊びやスポーツの時間をすごく大切にし上手にその時間を使っています。このことを深く考えたことはなかったのですが、この本の中ではこのように書かれていました。

「脳の中の情報は、意識的に整理しようとしたときにだけ整理されているわけではないんです。自分では休んでいるつもりのときでも、寝ているときでも、脳は情報を整理しようとしている。むしろ、その自動整理の面が大きい。それを進ませるためには、情報を入力したり、考えたりすることをやめなければいけません。たくさん勉強する人ほど、休む時間も大切です。」


なるほど〜。寝ると情報が整理されるというのはよく分かる感覚です。きのうまで頭を抱えて結局理解できなかったことが寝て起きたら分かるようになっていた、というのはよくあります。
ただし、じゃあ勝手に整理されるかといえばそういうわけでもなく、きちんと意識的に整理する時間も必要ですよ、とも書かれているので、ただ休めばいいってもんじゃないんですね。

勉強、報酬、感情のバランス

大人になってからの勉強は、社会的な評価で報酬を得るかもしれません。例えば子供の勉強はテストで良い点を取ってくれば親が褒めてくれますが、大人の勉強は昇進、資格の取得、給料UP、など社会的に認めてもらうしかありません。
僕の上司は「年取ると誰も褒めてくれなくなるんだよ」って嘆いてました。
情けないなぁ、と思う反面、社会人の評価というのは年をとるごとに得にくくなるものだと思います。みんな若い頃は一生懸命やって、それを認められてきたのに、年をとったり、昇進したりするとできることが当たり前になって、そのことを評価してもらえなくなる。
人間、自己満足や意識の高さだけでやっていくのはとてもむずかしいと思います。ある程度は我慢できても、どこかで力尽きてしまう。
だから大人の勉強はご褒美=報酬を用意して、それをプラスの感情に結びつけることがとても大事とのことです。それから、ご褒美に関しては量・回数を制限することも大事なようです。その理由については以下のように書かれていました。

感情がする価値判断は客観的ではなく、相対的なもので、欲を満たす量を増やしすぎてしまうと、一つ一つに対する価値の評価が下がってしまい、「もっと与えられなければ満足できない」という状態になってきます。

つまり、ご褒美を与えすぎると一つ一つの価値が下がってしまうってことですね。
それから惰性でやっていることはなくしましょう、とも書かれていました。そうしないと時間の確保も難しいですもんね。

深夜は脳が冴えているのではなく、飛躍した考えになっているだけ

僕も昔は夜の方が脳が冴えると思って、深夜遅くまで勉強していたりしました。しかし実際には脳が冴えているのではなく、深夜は感情に抑制が効かなくなっていて、飛躍した考えになりがちであり、冴えているという勘違いをしてしまっているだけとのことです。
特に深夜の0時〜2時は成長ホルモンが脳と体の成長を促す時間帯であるため、本来は寝ているべきということです。でも、実際はその時間に勉強とかをしてしまったりするんですよね。
僕はこの本を読んでから、それまで夜にやっていた勉強の時間などを朝に回すようになって変わったことがあります。感情的がかなりプラス方向に働くようになりました。
最近、また夜遅い生活が続いていて気がついたのですが、やはり深夜帯は感情に脳が支配されている気がします。特にネガティブな感情がどこからともなく沸いてきてイライラしてしまっていることに気が付きます。
活動が深夜帯になってしまう場合は省エネで活動するべきと本の中で書かれていたので、夜に活動するのは控えめにしようと思います。
また、よく眠るためには昼間に陽の光をよく浴びることが必要みたいです。よく眠るにはメラトニンという脳内ホルモンが分泌される必要があるらしいのですが、このメラトニンが分泌されるためにはセロトニンが生成されている必要があるとのことです。
セロトニンは感情の安定を助ける神経伝達物質なので、より感情をプラスの方向に持っていけるみたいです。
僕も昼間はなるべく日光を浴びるように心がけています。地下鉄などの日の当たらない場所を歩くよりも少し遠回りして日の当たる場所を歩くようにします。実際、ずっと屋内にいる日はあまり寝付きが良くなかったりネガティブになりがちな印象です。

まとめ

個々で紹介したことは本に書かれていたことのほんの一部です。後半では著者の勉強法や、ノートの取り方など大変参考になることが書かれていました。
資格の取得のための勉強など、仕事や将来のために頑張る勉強をしている方などはすごく参考になると思います。
せっかく時間を割いて勉強するのですから効率的に気持よく勉強したいですよね。僕の場合はプログラミングやそれに関わる勉強は楽しくやりたいと思っているので、この本を参考にしてポジティブに臨めるようにしています。

全部で200ページの厚くない本なので勉強の時間や取り組み方に悩んでいる方は、ちょっとだけ時間を割いて読んでみると、案外そっちの方が近道かもしれませんよ。