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iOSDCのオープニングムービーについて@yimajoさんがこんなことを書いてくださっていたので遅ればせながらまとめてみました!

経緯

このオープニングムービー制作なんですが、最初は”できたら余裕がある人がやろう”くらいの温度感で始まりました。

僕は元々やる気まんまんだったのですが諸々の事情により、本格的に「作ろう!」となったのは開催の1ヶ月前くらいでした。

ただ「こういうことをやりたい!」というのは最初から存在していて、DroidKaigi 2016 の基調講演会場のつくりかたなんかを見て妄想を膨らませていました。

満席の参加者でざわつく基調講演開演前。フッと会場の照明が落ちて、真っ暗な中オープニングビデオが流れ出す!ビデオが終わり、ステージに照明が当たりスピーカーが登場。 Good morning!

ここに書いてあることは残念ながらカメラと照明の兼ね合いで実現しなかったんですが次回はやりたいですね!

DroidKaigiのIntro動画を何回も見返したりして大変参考にさせていただきました。

僕の担当タスクが落ち着いた7月中旬にBGMの選定を始めて、カンファレンスの1週間前から作り始めて2〜3日程度で完成しました。

コンセプト

上で書いたDroidKaigiでやっていたことを僕たちもやりたいというのが発端でしたが、やっぱりiOSのカンファレンスだからカッコイイとかエモい気分になるようなものでなければ!と思っていたので、結構気合いが入っていました。

僕はWWDCに2回ほど行っているんですが、あそこで流れるムービーがかなりグッとくるんですよねぇ。

テイストは毎年違うと思うんですが盛り上がります。

目指したのはとにかく楽しいことが始まりそうな高揚感を感じられるようなムービーでした。

曲はaudiojungleを探して選びました。ここの良いところは曲の雰囲気を検索条件に指定できることです。僕はここの音楽を自分のアプリのApp Previewsでも使ったりしています。

最終的にMotivationalという曲に決めました。他に3曲ほど候補があったんですが、最初はしっとりと始まって盛り上がっていくこの曲に決めました(ちなみに僕は楽器とか何も弾けません)。

他の曲候補

* Inspiring Cinematic
* Sentimental
* We Are Happy

ツール

素材はPhotoshopとIllustratorで、アニメーション部分は全てAfter Effects、一部編集にPremiereを使用しています。BGMを少し編集している(ライセンス的にOK)のですが、これはAdobe Auditionを使用しました。

After Effectsはプロユースなので機能が豊富で使いこなすのに時間がかかると思いますが、ある程度使えるようになると今回作ったオープニングムービーくらいのものは作れるようになると思います。

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高橋篤史
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ちなみにAfter Effectsを覚えるならこの本が超オススメです。鈍器と呼ばれてもおかしくない重量級の本ですが、基本的な機能がまとまっていてとても良いと思います。

ただし2009年の本で、CS4を対象に書かれていて結構古いので、本屋さんで内容を確認してから買うことをオススメします。

全体構成

iOSDCはロゴがすでにあったので、これをベースに全体の流れを決めたのですが、構成上困ったところとしては、

満席の参加者でざわつく基調講演開演前。フッと会場の照明が落ちて、真っ暗な中オープニングビデオが流れ出す!ビデオが終わり、ステージに照明が当たりスピーカーが登場。 Good morning!

という演出をするために最初は真っ暗な画面から始めたかったんですが、iOSDCのロゴやWebサイトは(正確には白ではないけど)白いバックにロゴが乗っかるデザインなので、一工夫して黒バックの画面を用意する必要がありました。

そんな理由で最初は黒バックにすることを決めました。曲はしっとりした雰囲気からどんどん盛り上がっていく構成なので最初真っ暗でも問題ないと思っていました。

開発者のイベントなので、アプリが作られていく過程を何らかの形で表現したいと思いました。最初はコード書いたり、デザインしたり、仕様を話し合っているような場面を撮影して使うつもりだったのですが、時間的に誰かにそれをお願いしたり、撮影に行ったりする余裕がなかったので全てアニメーションで表現することにしました(来年は今年の写真も使えるし、できれば撮影とかもしてみたい)。

そこで何かないかな〜と色々見ていた時にiOS7の動画を目にしました。

ここでiOS7以降のアイコンのガイドラインが出てくる(1分50秒から)のですが、これを使おうと決めました。

ちょっとこだわったところ

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アイコンのラインが引かれるアニメーションの順番ですが、縦、横、斜めの線が交わって、円ができ、そして1つのアプリができる。これを意識しています。

中島みゆきさんの「糸」という曲で、”縦と横の糸が交わって布を織り成す”、みたいな表現があるんですが、そんなことを考えながら作りました。

iOSDCに参加するような人たちが普段携わっている開発の仕事、それだけではなくiOSDCのようなカンファレンスも、いろんな人が交わって一つのものができると思うんですよね。

勉強会とかカンファレンスに来てプレゼンを聞くのはもちろん楽しいんですけど、普段あまり喋ることのない開発者の方とお話できるのが個人的には一番楽しかったりします。これはWWDCとかtry! Swiftみたいな規模の大きなものに行ってもです。

今回コアスタッフになったのも長谷川さんと勉強会などで何回か話す機会があって、それがなければやっていなかったと思います。

iOSDCの参加者の方々にも、発表はもちろん楽しんでほしいのですが、それだけでなくいろんな人と交流して楽しんで帰ってほしい!というエモい気持ちがあって、そんなことを意識しました。

あと何よりこれはカッコよくなるでしょって思ったのが一番大きかったです。

ロゴをしっかりと見せる

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あとはしっかりとロゴを見せ、どれくらいの規模でiOSDCが実施されたのかを盛り込みました。入れるデータの内容についてはDroidKaigiを参考にしながら実行委員長の@tomzohさんと相談して決めました(それ以外は全て自由にやらせてもらいました)。

他の準備もあってデータを表示している部分に関しては最低限のことしかできていません。曲の盛り上がりで十分高揚感出せそうだと思って安心はしていたのですが、最低限のことしかできなかったので悔しいですね。来年はもっとこだわりたい!

最後にメッセージを

絶対に入れたかったので入れました。

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何を入れるか迷ったんですが、iOSDCのトップページにあるAboutから持ってきました。

iOSDCはiOSエンジニアであれば誰でも楽しめるカンファレンスです。
皆様のご参加をお待ちしています。
カンファレンス未体験の方も、是非一度参加してみてください。
楽しく、エキサイティングな、忘れられない1日になるでしょう!

さっきもちょっと書きましたが、この通りになってほしいな〜という願いを込めました。

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最後はEnjoyでシメる!!

まとめ

一番のメッセージはiOSDCを楽しんでいってほしいだったと思っています。

それからちゃんとしたカンファレンスに来てる感を参加者の方々に感じてほしかったので、本家Appleには到底及ばないもののカッコイイものを目指しました。

作った身としてはものすごく反応が気になっていたのですが、スタッフ業務のため途中から見ることになってしまいましたw

でも「あぁ、見逃した…」と思いながら会場のドアを開いたときに、会場の皆さんがスクリーンを一点に見つめているのを見て「あ、作ってよかったかも」と思えて安心しました。

来年も開催できて作ることになったら、もっとこだわったものを作ろうと思います。