こんにちは。題名の通りカメラアプリをリリースしました。去年のアプリリリースから1年ぶりです。

リボルバーカメラ、略してリボカメです。カメラとリボルバーを融合させた感じのUIになっています。

< 追記 >この記事の投稿後、日本のApp Storeでベスト新着 Appに選出されました。リボカメが新着ベストAppに選出された話はコチラです。

リボカメ – Revolver Camera App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥120

あ、ちなみに9月が終わるくらいまでは120円です。通常価格は240円です。もしよかったら買っていただけますと嬉しいです。

きょうの朝「このアプリをリリースする」ボタンを押してから、宣伝的なことをした後は、なんかもう脱力感でずーっとゴロゴロしていました。

今回のアプリは個人的にはだいぶ頑張ったという気持ちがあり、また、アイデアを思いついてからの期間が長かったこともあって「リリースする」ボタンをポチった後は天を仰いで大きく「ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」とか言ってカッコつけていました。

このアプリの開発に関してはそこそこにネタがあるので、そういったものはアウトプットしていこうと思いますが、きょうはざっくりと”どういうことにチャレンジしたのか”を書いていこうと思いマス。

度重なるパラダイムチェンジ

このアプリの開発に本格的に取り掛かったのは2013年の3月ごろです。

ビックリするでしょう?2年半も開発していたの?って感じです。ただし、いまのかたちでの本格的な開発は昨年末からです。

ではその前は何をやっていたかというと、それを知るにはiOS界隈で変わったことを整理する必要があります。

iOS7の発表

まずは、iOS7の発表です。たぶん、画像を見るとすぐにわかると思うので、リボカメの最初期というか、コンセプトデザインをご覧ください。

Revolver concept

分かる人には分かると思いますが、思いっきりアイアンマンです。僕はアイアンマンが好きなんですが、「アイアンマンっぽいカメラが欲しいな〜」と思ってこのアプリの開発を始めたんですね。ただし、このデザインはもともとあったデザインをアイアンマンカラーにしてアイアンマンのアークリアクター風に真ん中のボタンを光らせたものなので、若干異なります。

こちらが本来のデザインです。かなりガチガチに凝っていて、いわゆるスキューモフィズム全盛時代の香りをプンプンに感じさせるものになっています。

Pre design1
Pre design2

おそらく、このころはXcodeよりもPhotoshopを触っている時間の方が圧倒的に多かったと思います。

アプリはこの後も根本的にはこのコンセプトから大きく方向転換をするようなことはなく開発が進められました(もちろんアイアンマンカラーは変更しています。)。

そんな感じでずっと開発(というかPhotoshopでのデザイン作業)を3ヶ月ほど続けているうちにWWDC2013が開催されました。当時、僕は現地でWWDC2013に参加していました。

まぁその前から「フラットデザイン」になるんじゃないの?みたいな噂は絶え間なく流れていたんですけど、「たとえフラットデザインになっても、こういうデザインも残るでしょ?」くらいにしか感じていませんでした。あれはかなり痛かった。

まぁなんにせよ現地でありがたいお言葉やiOS7のエッセンスを肌で感じた僕は「これじゃダメだ」と思って一旦開発を中止します。

本当のところはiOS7云々じゃなくて、僕自身のアプリ開発者への転職イベントが控えていたため、なかなか時間が取れなかったというのが本当のところです。

でもまぁ、iOS7以降のデザインへの適応、というパラダイムチェンジがありました。

Swiftの発表

それからほどなくしてSwiftが発表されます。

僕はiOS7でのデザインチェンジの時に、というかそれ以前からですが「Appleが発表したことは賛否ありながらもほぼ確実にこの業界のトレンドになるし、少なくともWWDCで発表される内容は数年後にiOSやAppleのエコシステムで主軸になる」とかんとか、ぼんやりと思うようになってきていたのでSwiftについても同様に”やらなければならないもの”と認識していました。

初期のリボカメはもちろんObjective-Cで開発していましたし、WWDC2014のころにはすでにiOS7のデザインに合わせなければならないものだと確信していたので、ぼんやりと一から作り直すことを決めました。

とは言え、いまでこそSwiftに関する書籍はたくさん出てきましたし、インターネットで検索すれば何かしら解決方法が引っかかってくれます。

ところが去年の今ごろはそんな情報なんかほとんどなく、唯一あるのはAppleが出しているSwiftの公式ドキュメントくらい。しかも英語です。

おまけに僕自身もiOSエンジニアに転職したばかりで覚えなければならないことがたくさんあり、プライベートの開発にはあまり時間を割くことができないでいました。

そして何よりもリボカメは最高の形で出したいという気持ちが強かったので、Swiftが落ち着くまではリボカメの開発はペンディングにしました。というか、昨今のSwiftのアップデートの速度とかを見るとこの判断は我ながら懸命だったなと思います。

Swiftによる別アプリの開発はなんとかSwiftの公式リリースに間に合わせることができ、アップルのイベントで使用されたスライドにチラッと映ったりするなど、チャンレジした甲斐はありました。

Cobalt – 30,000days – App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料

このアプリの開発でSwift、iOS7以降のデザインの勉強ができたので、ここでようやくリボカメの開発の土壌が出来上がりました。

デザインやり直し

そんでやり直し始めたんですけど、見てくださいよ、いやあんまりジロジロ見ないでほしんですけど、初っ端に作ったのがこれですよ。本当に最初期に作ったものなので、ベリーベリーコンセプトな感じです。

New pre design

「デザインむずっっっっっ」って最初はなっていました。やっぱりこの形で出そうとある程度決まっていたので「どうしたらあれをシンプルにまとめることができるのか?」をめちゃくちゃ悩みました。

でも、あれですよ。これこそがモノを作ることの楽しさなんですよ。真夜中まで考えて、もうどうしたらいいか分からなくてビールとか飲み出しちゃって、「もうきょうはこれ以上はムリ!これでいいでしょ!はい完成!」とか言って諦めて眠って、そんで朝起きて「やっぱりこれはないな」なんて我に帰る。なんてことを何回か繰り返していくうちにこんな感じになりました。

New pre design2

写真で何が大事かってことに的を絞って、それはやっぱり被写体だってことにたどり着いたので全体的に全部ブラーをかけたり半透明にするなどしてコンテキストを把握できるようにしました。

まだまだって感じです。特に出来上がっているものを見るとなおさら感じますが、本当まだまだです。でも、僕にはこのデザインはリボカメを作る上でのデッカイ柱ができたように感じられていました。

これが年末〜年明けくらいで、デザインが決まらないとアプリを出せないような印象を受けました。自分はこのデザインで納得できてないと開発とかロクに進められないな、と。

ただ、先ほど書いたように、柱みたいなものができたのでアイコンを作り始めました。

Icons

アイコンも全然決まらなくて、血迷ったりしながらこんな感じでいくつも案を作りました。最終案に近いものができたのが確か今年の1月くらい。そのあともなんども微調整を繰り返して現在のアイコンにたどり着きました。。

まとめ

まとめるとiOS7によるデザイン変更と、Swiftへの対応に追われたということです。

WWDC2015も現地で参加していたのですが、今回はSwift1系からSwift2系への大量のエラーに頭を抱えていました。でも、まぁそれは今後もあると思うのであんまり深刻には受け取っていませんでした。これは絶対にあることなので。

ほかにもたくさん書きたいネタがあるのですが、とりあえずきょうはこの辺で終わりにします。ひとまずこういうアプリ出しましたブログを書くことができて安心しました。

さっきApp Storeの写真/ビデオの有料ランキング見たら61位まで来てました。面白いアプリなので是非触ってみてください。

リボカメ – Revolver Camera App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥120