どうもです。@mo_to_44です。
僕の中で今年最も大きな出来事の一つ。それがWWDC2013です。WWDCとは略称で正式にはWorld Wide Developers Conferenceです。年に一度、Mac、iOSの開発者が世界中からAppleの新製品、新サービスの発表、を聞くために集まってきます。
すでに多くの人がご存じかと思いますが、新しいiPhoneが発表されるのでは?新型Macか?はたまた全く新しい製品が発表されるのではないかと開催が近くなるとアップルユーザーが色めき立ちます。
そして僕自身、iPhoneアプリの開発を始めてから一度でいいから行ってみたいと思っていたイベント。正直なところ、セッションの内容なんかはビデオですぐに配信されますし、ベータ版を使って開発のテストもできます。だから無理して行く必要もないんです。
でも、ほら。
やっぱり自分の目で見ないと。
チケット争奪戦
まずはチケットを取得しなければ話は始まりません。このチケット、飛行機代もホテル代も一切含まれておりません。WWDCに参加するためだけのチケット。
それなのに1599ドルもするんです!
1ドル=100円で16万円ですよ!?
MacBook Pro Retina買うっつーの!なんて野暮なことは言わずにチケット発売時刻(2013年4月26日 午前2時)に合わせてMacBookの前に正座。
とりあえずお金のことは頭の脇に追いやってWWDCに行きたいという気持ちを最優先させよう。
— もとき (@mo_to_44) 2013, 4月 24
Facebookで「WWDCチケット対策本部」なるチャットに招待していただき、先人のありがたき知恵を拝借することができました。
値段も値段ですがこのチケット、2011年が10時間、2012年が2時間とものすごい勢いで売り切れまでの時間が縮まっているんです。そういうこともあり1秒でも早く決めようと思い手早く購入処理を済ませることに。
「チケットがッ!買えるまで!クリックをやめないッ!」
とかやっていたら手続きが終了した画面を見逃してしまいました。おかげで「え?できたの?Welcome的なの見えたよな?見えた気がする。。」というすごく曖昧な状態に。
あとで知ったのですが、なんと5000枚が71秒で売り切れたそうです。つまり躊躇してたら買えなかったということですね。
「WWDC 2013」のチケットは71秒で売り切れていた事が明らかに
大問題発生
チケットがとれたか非常に曖昧な状態なのですが、さらに問題が発生していました。大問題です。実は支払いに使ったカードの限度額は10万円。
WWDCのチケット買えたような気がするけど、利用枠が10万円のカードで申し込んだのでなんとも言えない。
— もとき (@mo_to_44) 2013, 4月 25
学生の頃に作ってから更新していなかったのです。WWDCのチケットは16万円なんですけどね。
チケットがとれたか曖昧。さらにカードの限度額はチケット代に満ちていない。
どうしよう。
しかし“一生のお願い”を使って会社に有休を取った以上、後には引き下がれない。
ということで、とりあえずクレジットカードの件は生き恥をさらすことに。
クレジットカード関連の某社に務める”今は友人の女性”(お察しください)に限度額の件が調整可能なのか聞くことにしました。ド深夜に。
深夜にもかからわずすぐに返事が。久しぶりなのに「できるんじゃない?」というぶっきらぼうで非常に冷たい返事。
そりゃそうだよね。
とにもかくにも地を這い、苦汁をなめ、顔に泥をかぶりながらも一縷の望みを手に入れることができたワタクシ。
なにも解決していないものの、明朝一番で電話をして何とかするしかないと思いひとまず仮眠をとることに。。。
銭闘潮流
限度額の枠を増やさなければ。4時間ほどの仮眠で無理やり体を起こしました。
すでに恥じらいなんてものは捨てて、何が何でもWWDCに行きたかったので電話越しに土下座するつもりでカード会社に電話。すでに生き恥はさらしたのでもう失うものなんてないという心境でした。
ここは必死こいてお願いするしかないと思い「学生時代から更新していないんです、ごめんなさい。今は社会人としてまっとうに働いてどうにかこうにか借金することなく暮らせていますし、支払いが滞ったこともございません。今回の旅行代金なら問題なく出せるんです、だからお願いです増枠してください、よろしくお願いします、この通りです。。。」的なことをまくし立てて言うつもりだったのですが、あっさりとOK。
ところで電話の時、僕の声が不安に満ちて震えていたのでしょう。カード会社のお姉さんは「大丈夫ですよ。まだ決済は行われていませんし、増枠はすぐに完了します。安心してください。」という、とてもとても温かい言葉で聖母のように僕を包んでくれました。。。
WWDCのためのカードの引き上げ何とか通った。決済のタイミングとの戦い。なんとか間に合ったっぽいけど、、、。ちゃんとメール来るまで分からないな。とりあえずコールセンターのお姉さんありがとう。
— もとき (@mo_to_44) 2013, 4月 26
第一の銭闘終了。クレジットカードの件は解決(チケットが取れてるかは分からないけど)。
少し安心した僕を待ち受けていたのは飛行機と宿の問題。どうやら時期的に宿や飛行機のチケットが取りにくいらしいということで、すぐに押さえないとダメらしいのです。ある程度覚悟はしていたものの、飛行機と宿で20万くらいはかかるらしい。チケット代と合わせて35万円を超える。なかなかの銭闘力が必要です。
あ。ちなみに僕の本職はプログラマーとかSEとかではありません。ただの趣味です。もちろん自腹です。でも、ちゃんとマジメに働いていたし、それくらいなら出せる。一生に一度だと思っているので、それくらいなら出します。
覚悟はいいか?オレはできてる。
by ブチャラティ
気が大きくなった僕はチケットがとれているかの確証も持てないまま飛行機と宿を取ることに。
そして旅立ち
ところで僕は自由大学の「アプリクリエイター道場 開発塾」(以下、アプリ道場)でアプリ開発を学びました。道場史上最速でアプリをリリースした男として名を馳せています。なんつって。
何ヶ月かに一回募集をかけているので、興味のある方は是非参加してください!人数次第で僕もアシスタントをやります。
ナゼこの話をしたのかというとですね、今回ともに旅をさせていただいたのがこのアプリ道場の講師である@akio0911さんと僕と同じく受講生であった@ushigyuさんだったからです。
さてさて肝心の交通と宿についてですが、優秀なお2人のお力で、なんと20万円を切りました!僕はな〜〜〜〜〜〜〜〜んにもやっていません!
ごめんなさい。
もう本当にお2人にはお世話になりっぱなしでチケットとれてるかどうか分からない僕の面倒を見てもらい本当にお世話になりました。特にushigyuさんは会ったこともなかったのに。。。
大迷惑をかけたので、この場を借りて本当にありがとうございました、とお礼を述べさせていただきます。
まとめ
さて、一気に全部書こうと思ったのですが駄文が多くて長くなりそうなので数回に分けることにしました。
チケット取得から出発までの僕はというと、、、
ふとした瞬間に心がサンフランシコに持って行かれてフワフワする。
— もとき (@mo_to_44) 2013, 4月 28
と言った感じで、かな〜りフワフワした状態で毎日を過ごしました。
続く…
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